Rock Field Fishing Report

前日のプラクティス、これまでの2戦を自分のポイント選択に一任してくれていた先生中村氏が
島全体を見たいとプラクティス参加、それにタックの横田さん･秋葉さんを加え計4人でランガン調査。
朝一から実績エリアを回るも…細かいバイトのみで良い感触は得られずに昼を回り、
翌日入る予定のエリアは遠目に見、大きな鳥山に確信を持ち触らずにプラ終了。
その後は、川村舎弟君と今野大将を加え、計6人でプチトーナメント開始。
エリアは地元漁師さんが一押しする60実績ポイント☆
開始すぐから、それまで1本もキャッチしていなかった先生が怒涛のヒット！
他メンバーは1本もキャッチしていない中ナント3本のリミットを揃え断トツの優勝…
しかし、この人は勝負となるともの凄いなぁ～
と大島を後に、居酒屋こうじで宴開始です。
凄く楽しい時間でしたが…内容は参加の人のヒミツって事で☆

■DATE.2008.11.9　■W：晴れ　■潮：中潮　■水温：？℃　■場所：気仙沼大島

遂に始まった最終戦、後にも先にも今回入賞しないとクラシックは…
気合を入れて歩き、ポイント到着！あっ！！しまった↓↓
正に急がば回れ…気が付いてみれば偏光･ライジャケ･ベスト(タックル入り)を忘れ
釣りをすることなく、また車にリターン↓↓↓
40分ほどタイムロスして再度ポイントに戻ると中村氏は早々キーパーを取ったご様子。。
また出遅れた…と凹み気味釣りをスタートしました。。

今回の戦略は潮の低い時間帯を水深のあるエリアで釣り、
潮が上げたら大本命のドシャローゴロタ場で勝負を掛ける、というもの。
最初にセレクトしたリグは前日良いバイトがあった1/2ozテキサス＋バグアンツ(レッド)。
しかし、朝一から歩き回りヘトヘト気味だったためロストが続き在庫切れ…
已む無く選んだのが同じバクアンツのナマラホットメロン。
リフト＆フォールでボトムを叩いていくとショートバイト到来⇒テールロスト。。
その後もバイトは全てショートバイトで全然乗らない…
もしやこれは、マキマキか？と同じエリアをリーリングで通すと一発ヒット！！
サイズは30位と小さいながらもこれでウェイン出来ると一安心☆
やはりパターンはマキマキだと確信を持ちながらも、その後が続かず…

9:30持っているのは30cm300g強の心細いキーパー1本。
潮位も上がり、打ちたい石が完全に水没したこのタイミングからドシャロー勝負！
昨年は、タックルミスで全てのキッカーに潜られてしまい、貧果で終ってしまったものの
今回は大丈夫！最強のパートナー“エクスプレション798”が俺にはある！
そして、絶対的自信の自分の釣り“マキマキ”。
水深約5･60cm、狙いの石を通過しようとしたその瞬間、水面がモワンと波紋立ったと同時に
ズドン！と強烈なバイト！すかさずアワセをくれると根掛りを思わせるほどの重量感！
たまたま後ろを通過した先生の『ネットか？！ネット入れるぞ！』の声も耳に入らず
ラインとロッドを信じひたすらグルグル強引に巻き寄せ、そのまま浜に引きずり上げました！
長さ以上にその太さたるやベッコウ？と思うほどの見事な50ＵＰ(検量時49.5)は絶叫ものでした。
俺「中村さん、今日はもう巻くしなねーっす！」⇒先生「だな！」
そして巻き出した先生に即行40クラスのナイスキーパーがヒット！
喜んでいる間もなく、リミットを揃えた先生から出ているオーラ＆プレッシャー…
リミットまで後一本…また焦り出した時にふと思い出した昨晩の居酒屋でのこと。。
『お前の釣りは中村さんとは真逆なんだから、
先に打たれた後でもお前にしか釣れない魚が絶対いる！
だから、プレッシャーに潰されないで自分の釣りをしろ！』
という川村兄の有り難いお説教が気持ちを落ち着かせてくれて、
リミットメイクから2本の入れ替えに成功し、結果3,200g超えのウェイトで
パワーオーシャンカップ初優勝と2008マスターズクラシックの権利を勝ち取ることが出来ました☆